5月12日から5月31日まで出されていた緊急事態宣言が延長となるため、急きょ6月1日に臨時議会が開催されました。延長期間は6月1日から6月20日までです。県民の皆様へは『①不要不急の行動への自粛 ②県をまたぐ不要不急の移動自粛 ③高齢者等への感染拡大の防止 ④基本的な感染防止対策の徹底』です。学校等での対応は、感染対策を徹底し教育活動継続ということでした。
知事からの提案理由説明では、新型コロナウイルス感染症の第4波の克服に向けての対応と、ワクチン接種についての本県の取組みについての説明がありました。感染症克服に向けて、キャンセル枠を看護学生や教員等に接種していること、高齢者施設・障がい者施設の従事者及び利用者、保育士・幼稚園教職員、警察・消防職員・自衛隊員も接種を進める等、オール愛知で積極的に取組むと言われました。
今回の補正予算は749億円で、これで新型コロナウイルス感染症対策予算の累計額は8,057億円となりました。営業時間短縮要請等に応じて頂ける事業者に対し「愛知県感染防止対策協力金(6/1~6/20)実施分」743億3,000万円余を、売上が減少した酒類販売事業者に対し「愛知県中小企業者等応援金【酒類販売事業者枠】(6月分)」6億1,600万円余をそれぞれ交付します。
議案は「総務企画委員会」「経済労働委員会」にそれぞれ付託され、議案審議が行われました。素早い対応で県民皆様の安全・安心な生活を守らなければなりません。コロナとの闘いはまだまだ続きますが、ワクチン接種が加速され、終息に向かうようしっかり対策に取り組んでいきます。